深刈り更新時における施肥窒素の吸収利用特性

タイトル 深刈り更新時における施肥窒素の吸収利用特性
担当機関 鹿児島茶試
研究期間 2002~2003
研究担当者
発行年度 2004
要約 二番茶後の深刈り更新時に施用した窒素の地上部への分配量は、深刈り更新により減少する。品種・系統間では‘はるもえぎ’'が、夏期の環境負荷が小さい品種として有望である。
背景・ねらい 環境基準に対応した茶生産システムの構築を目指し、地上部の更新時の施肥法を改善するために、二番茶後深刈り処理時に施肥した場合の窒素吸収特性とチャの品種・系統間差を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 二番茶後の深刈り更新時に施用した窒素が新芽、成葉、枝、幹等のチャ地上部へ分配される量は、品種、系統に関わらず無更新時よりも少なくなる(図1)。
  2. チャ地上部へ分配される施肥窒素量の品種・系統間差は、‘はるもえぎ’が更新・無更新に関わらず最も多く、夏期の環境負荷が小さい品種として有望である(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 深刈り、中切り等の地上部更新直後には窒素吸収が低下することを示唆しており、更新時における施肥法確立に活用できる。
図表1 222832-1.jpg
図表2 222832-2.jpg
カテゴリ 施肥 品種

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