タイトル | シルバーテープによるジャガイモのPotato virus Y(PVY)感染抑制効果 |
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担当機関 | 長崎総農林試 |
研究期間 | 2001~2005 |
発行年度 | 2004 |
要約 | シルバーテープをジャガイモ栽培期間中にその茎葉上に展張することにより、アブラムシの飛来を抑制し、塊茎のPVY感染率を低下させることができる。 |
キーワード | ジャガイモ、アルミ蒸着テープ、シルバーテープ、アブラムシ、PVY、塊茎感染率 |
背景・ねらい | 近年、長崎県の青果用ジャガイモで発生が確認されている「塊茎えそ病」は、Potato virus YNTNによって発病し、本病が蔓延した場合には我が国のジャガイモ生産にとって大きな脅威となることが強く懸念される。そのため、本ウイルスを含めたPotato virus Y(PVY)を媒介するアブラムシ類の防除が重要である。しかし、本ウイルスの防除には殺虫剤の効果は低いとされており、他の手段による防除法が必要である。本研究においては、アブラムシ類の飛来抑制効果があると言われている反射資材による防除効果の検討を行った。反射資材のうち、マルチ状の資材に比べて地温を低下させないことや茎葉の繁茂による影響が少ないことから、テープ状の資材を選択し試験を行った。このアブラムシ類に対するテープ状の反射資材を使用した試験例はマルチ資材に比べて少なく、特にジャガイモのウイルス病に対して効果を明らかにした試験例はほとんど知られていない。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 ばれいしょ 防除 圃場管理 |