秋ギク「神馬2号」の再電照処理による草姿改善

タイトル 秋ギク「神馬2号」の再電照処理による草姿改善
担当機関 鹿児島農試
研究期間 2001~2007
研究担当者
発行年度 2005
要約 秋ギク「神馬2号」への消灯後の日長処理による草姿改善および舌状花増加効果は、再々電処理が最も優れ、次いで日長延長+再電処理が優れる。
キーワード キク、秋ギク、神馬、日長処理、再電照、草姿改善、舌状花増加
背景・ねらい 当試験場が秋ギク「神馬」より選抜した「神馬2号」は、低温開花性の系統として全国に普及しつつあるが、従来の「神馬」とは開花特性等が異なるため、「神馬」で行われる消灯後の日長処理では草姿改善の効果が不十分である。
そこで、「神馬2号」の草姿改善に有効な消灯後の日長処理方法を検討した。
成果の内容・特徴
  1. 再々電区と日長延長+再電1区の両区は、再電区よりも上位葉が大きくなり、草姿が改善される。さらに90cm切り花重も重くなり、切り花のボリューム感が得られる(表1、図1、図2)。
  2. 再電照により管状花が減少し、舌状花が増加するが、再々電区はさらに舌状花数が増え、花容の改善が図られる(表1、図2、図3)。
成果の活用面・留意点
  1. 消灯後の日長処理により到花日数が数日長くなるので、定植日を考慮する。
  2. 再電照処理の際は、必ず花芽発達ステージを確認してから実施する。
  3. 本試験結果は、1月開花作型であり、作型によって適正な日長処理方法が異なると考える。

図表1 223047-1.jpg
図表2 223047-2.jpg
図表3 223047-3.jpg
図表4 223047-4.jpg
カテゴリ きく 栽培技術

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