小麦の早播栽培における外観品質、無機成分、製粉特性

タイトル 小麦の早播栽培における外観品質、無機成分、製粉特性
担当機関 福岡農総試
研究期間 2002~2005
研究担当者
発行年度 2006
要約 小麦を11月上旬に早播した場合、適期播に比べて収量や検査等級に明らかな差はみられない。早播は、原麦灰分は高く、粉の色相は劣り、K、Ca、Mgの無機成分含有量は高まる。
背景・ねらい 九州北部では、小麦の収穫期が梅雨期に入ることがあり、降雨による収量、品質の低下が大きな問題となっていることから、収穫時期を早めるための早播栽培の確立が重要である。そこで、主力品種、有望系統を供試して、小麦の早播栽培における生育、収量および外観品質、子実成分との関係を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 早播の11月4日播きは、適期播きの11月25日播と比べて出穂期は10~12日早まり、成熟期は5~6日早まる(表1)。
  2. 11月4日播きは、11月11日播きや25日播きと比べて収量や検査等級に明らかな差は認められない。11月4日、11日播きはm2当たり粒数がやや少なく、容積重は重い傾向にある(表1)。
  3. 人工的処理による穂発芽率は早播の場合に有意に高まる。フォーリングナンバー値やタンパク質含有率は品種による差が大きく、播種時期による差は認められない(表2)。
  4. 原麦灰分は播種時期による差が大きく、早播で有意に高まる。粉の色相は品種による差が大きいが、早播した場合は劣る。無機成分は播種時期によって変動し、早播ではK、Ca、Mg含有量が高まる(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 早播栽培における品種選定や収量、品質向上のための知見として活用できる。

図表1 223176-1.jpg
図表2 223176-2.jpg
カテゴリ 小麦 播種 品種

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