隔年交互結実栽培の45°夏季せん定は背負い式ヘッジトリマーで作業負担が小さい

タイトル 隔年交互結実栽培の45°夏季せん定は背負い式ヘッジトリマーで作業負担が小さい
担当機関 佐賀上場営農セ
研究期間 2003~2007
研究担当者
発行年度 2008
要約 早生、普通ウンシュウの隔年交互結実栽培の遊休年の夏季せん定は、樹高の高低にかかわらず数種のエンジン付きヘッジトリマーの中では、背負い式のヘッジトリマーで作業負担が小さい。
背景・ねらい
    隔年交互結実栽培では遊休年の盛夏期にせん定を実施し、次年度の結果枝を確保する。省力化のためにエンジン付きヘッジトリマーによるせん定により作業時間の短縮は図れるが、重く操作しづらく重労働である。そこで、より労働負担の少ないヘッジトリマーを選定する。
成果の内容・特徴
  1. エンジン付きヘッジトリマーを用いて樹冠頂部から45°程度の角度で直線的に刈り込む夏季せん定は、樹高の高低にかかわらず背負い式ヘッジトリマーが最も心拍増加率、作業負荷が小さい(表1、表2、表3、図1、図2)。
  2. 上肢の作業姿勢でAC評価が低く負担が小さいのは、いずれの樹高でも背負い式ヘッジトリマーである(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 労働負担評価は岩手県農業研究センターで作成した方法(八重樫2001)で、作業姿勢評価はOWAS (Ovak's Working Analyzing Posture System)法(Stoffert 1985)を用いた。
  2. 背負い式ヘッジトリマーはエンジン部からワイヤーシャフトが繋がっているので、従来の樹型では操作性が悪くなる。
  3. 幼木には短ヘッジトリマーの操作性が優れている。
図表1 223600-1.jpg
図表2 223600-2.jpg
図表3 223600-3.jpg
図表4 223600-4.jpg
図表5 223600-5.jpg
図表6 223600-6.jpg
カテゴリ 省力化

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