タイトル | 赤米・短稈の水稲新品種候補系統「西海209号」 |
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担当機関 | 九州農業試験場 |
研究期間 | 1995~1995 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1995 |
要約 | 水稲「西海209号」は,南海97号/対馬赤米の組合せから育成された赤米粳系統で,晩生,やや短稈,穂発芽性中の特徴がある。赤い色素を生かした酒,菓子や観賞用としての用途が期待できる。 |
背景・ねらい | 赤米系統は,米の需要拡大のための新形質米プロジェクト研究において,低アミロース,巨大胚,蛋白成分などの新しい形質系統とともに育成された。 赤米は,古代米として人気があり,町おこし,村おこしのための特産品として栽培するほか,赤酒の酒造用原料,赤い色素を活用する工業面,更には芒の赤色を活用した生け花・ドライフラワー用としての需要拡大が見込まれている。しかし,従来の赤米は,在来種であり,ほとんど改良されておらず,栽培特性,特に耐倒伏性,収量性,休眠性などに欠点が多い。農家や町おこしなどのグループからは,栽培特性に優れる赤米品種の育成が強く望まれている。 このような期待に応えるため米の需要拡大のための新形質米プロジュクト研究の中で,赤米系統の育成を行ってきた。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
カテゴリ | いもち病 需要拡大 新品種 水稲 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 |