タイトル |
共通利用のための地名・組織名コードデータベース |
担当機関 |
農業研究センター |
研究期間 |
1995~1995 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1995 |
要約 |
データベースの効率的構築及び高度利用のために、各データベースで共通に使われる地名、組織名に統一的コードを割り付け、データベース管理システムinformixを用いて共通利用のための地名・組織名コードデータベースを構築した。
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背景・ねらい |
試験研究機関等で今後構築されるデータベースの効率的構築・利用のために、これらのデータベースで共通に使われる地名(国名、都道府県名、市区町村名)、組織名に統一的コードを割り付けた共通基礎コードデータベースを構築した。データベース構築者はネットワークを介して共通基礎コードデータベースにアクセスし、外部データベースとして参照できる。地名・組織名コードデータベースは、共通基礎コードデータベースの一部を構成する。 共通基礎コードデータベース全体に関わる事項は情報資料部会標準化作業部会で検討した。
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成果の内容・特徴 |
- 地名(国名、都道府県名、市区町村名)、組織(機関名、機関内の部署名)にコードを割り付け、利用上必要と思われる関連項目を付加し、informixを用いてデータベース化した。
- 地名、組織ごとに連番コード体系を採用し、コードあふれによってデータ追加が不能となる状態を回避した。
- 直上の組織(部署)コードを親組織コードとしてレコード項目に取り込むことにより、さまざまな組織構造を柔軟に表現することを可能とした。
- データベース利用者は、単一のコードで複数のデータベースから必要項目を検索できる。
- 新しくデータベースを構築しようとする者は、ネットワークを介して地名・組織名コードデータベースにアクセスし、構築中のデータベースの外部データベースとして利用できる。また、地名・組織名コードデータベースでのデータ更新が、各データベースにも反映されるため、データベースごとの更新作業がなくなると同時にデータ間の矛盾も起こりにくくなる。
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成果の活用面・留意点 |
- 地名・組織名コードデータベースは、現在、農業研究センター研究技術情報科のサーバマシンHP9000/K100上で構築及び試験運用中であるが、実用に向け一応の目途がついた段階で計算センターのアプリケーションサーバB上に移行し、公開する。
- 農林水産研究ネットワークを利用できない者が地名・組織名コードデータベースの利用を希望する場合は、必要個所のみを、ファイルとして提供する。ただし、この場合、データ更新に伴い整合性がとれなくなる恐れがあるという問題が残る。
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図表1 |
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図表2 |
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カテゴリ |
管理システム
データベース
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