タイトル | 7S蛋白質を欠失したツルマメ系統 |
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担当機関 | 九州農業試験場 |
研究期間 | 1996~1997 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1996 |
要約 | 天草下島から収集したツルマメから、7S蛋白質を欠失した系統を見いだした。この特性は単一優性遺伝子により支配されている。この系統は高11S蛋白質ダイズ育成に利用できる。 |
背景・ねらい | 7S蛋白質と11S蛋白質はダイズ子実中の総蛋白質のうち約70%を占める主要貯蔵蛋白質である。11S蛋白質は7S蛋白質に比べ含硫アミノ酸量が多く、栄養的に優れるだけでなく、ゲル強度にも優れ、豆腐加工適性が高い。また11S蛋白質含量は7S蛋白質含量と逆相関の関係にあることが知られており、高11S蛋白質ダイズの育成のために低7S蛋白質の遺伝資源が求められてきた。 近年突然変異により7Sの全てのサブユニットを欠失した系統が得られたが、この突然変異系統は劣性の致死変異であり、ヘテロでしか維持できず実用化は難しい。 ツルマメはダイズの野生種として知られ、容易にダイズと交配できる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 加工適性 大豆 |