| タイトル |
外観が良く食味の優れる青果用かんしょ新品種候補系統「関東108号」 |
| 担当機関 |
農業研究センター |
| 研究期間 |
1997~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 背景・ねらい |
青果用かんしょとして広く栽培されている「ベニアズマ」は収量が高く、肉色が黄色で、食味も極めて良いという長所をもつ反面、いもが大きくなりやすい、あるいはいもの形状が乱れるという欠点を有している。これまで、栽培技術でこの欠点をカバーしてきたが、高温・干ばつなどが続く近年の環境条件下では問題が顕在化してきている。 「関東108号」は、いもの形状が安定している系統を「ベニアズマ」と交配することにより、「ベニアズマ」の肉色・良食味を生かしつつ形状の安定化をねらって育成したものである。
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| 成果の内容・特徴 |
- 「関東108号」はいもの形状と揃いがよく、耐病虫性の「関東103号」といもの肉色が黄色で良食味・多収の「ベニアズマ」の交配組合せから選抜された系統である。
- いもの形状は長紡錘形、皮色が濃赤紫色で外観が優れる。
- 蒸しいもの肉色は黄色で、食味は「ベニアズマ」とほぼ同程度、「おきひかり」より優れ、良好である。
- 上いも収量は育成地では「ベニアズマ」を35%上回る。沖縄県では「おきひかり」に比べてやや劣る。
- 萌芽性及び貯蔵性は良い。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 沖縄県の晩夏~秋植え、春~初夏掘りの作型で外観品質の優れる生産が可能である。
- ネコブセンチュウ、つる割病に対する抵抗性が不十分であるので、発生地域では防除対策が必要である。
- 低温・寡照条件等によりいもが長くなる場合がある。
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| 図表1 |
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| カテゴリ |
病害虫
かんしょ
栽培技術
新品種
抵抗性
防除
良食味
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