タイトル | 22.炊飯米内部の空洞の発見とその形成機構の解明 |
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担当機関 | 食品総合研究所 |
研究期間 | 1998~2000 |
研究担当者 |
逸見 光 永田忠博 豊島英親 堀金明美 |
発行年度 | 1998 |
要約 | 炊飯米内部に1粒あたり複数の空洞があることを、MRI(磁気共鳴イメージング)により見出した。その起源は米を水浸した時のヒビ割れであり、炊飯過程において米粒表面からのデンプンの糊化により傷口が塞がれる。一方、内部は米粒の長軸方向の伸張により癒着せず、空洞が形成されることを明らかにした。 |
背景・ねらい | 炊きあがった米粒内部の不均一さは食味に大きく影響すると考えられる。そこで炊飯米のMRIによる分析を、平成9年産コシヒカリを材料として行った。その結果から炊飯米内部の空洞の存在が示されたので、さらに加熱過程の米粒を分析して、空洞の形成機構を明らかにした。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 空洞が食味に与える影響は、今後の研究課題である。またインディカ米やモチ米の炊飯米粒では、ジャポニカ粳米の内部構造とは差異が認められた。これについては、さらに検討する。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | くり 良食味 |