フォレージマットメーカ

タイトル フォレージマットメーカ
担当機関 株式会社タカキタ
研究期間 1997~1998
研究担当者 横地泰宏
柴田洋一
藤井寿美
西崎邦夫
中山有二((株)タカキタ)
発行年度 1997
要約 慣行法では予乾が困難とされているアルファルファを対象に、乾燥速度の向上と収穫損失の低減を図るため、刈り倒した牧草を摩砕・圧縮後マット状に成形し、刈り株の上で地干し乾燥する機構を開発した。
背景・ねらい 牧草の乾燥速度の向上と収穫損失の低減を目標に、新しい牧草収穫法として生草を摩砕・圧縮して乾燥する手法が注目を集めている。しかし、摩砕や圧縮の機構と乾燥速度の関係については、摩砕の程度によって異なり、定量化されていない。慣行法では予乾が困難とされているアルファルファを対象に、この関係を定量化・最適化することにより、摩砕処理動力の低減を図り、摩砕機構の簡略化の方向を解明する。
成果の内容・特徴
  1. 開発した摩砕・圧縮機構は鉄製ローラ(ボトムローラ)と硬質ゴムローラ(プレスローラ)を用い、ボトムローラの上部にそれぞれ4個のプレスローラを配列する。この機構を2対直列に配置する。プレスローラは、摩砕機能を持たせるためボトムローラに対して角度を持たせ、角度は可変としている(図1、図2)。
  2. アルファルファの茎を破砕するためには3Mpa以上の圧力が必要であるが、本機に供給された牧草は圧縮と同時にひねりが加えられるため1.2Mpaの設定圧力で摩砕することができる。
  3. 本機の作業幅は1.2 m、5.8 km/hの速度で5.5 kWと極めて少ない所要動力で作業が可能である。
  4. 本機でアルファルファ(収量4.67tDM/ha)を摩砕すると、4~5時間で、40~50%の水分まで乾燥できる(図3)、(図4))。また、葉部の脱落割合は、テッダ区(3回/日)の60%に対し15%と1/4に減少し、あわせて消化率および採食性が向上する。
  5. 本機では、従来の反転・集草作業が必要ないため、大幅な省力化が可能である。また、
     1日で収穫・調製を終わらせることができるため、気象条件の不利な地域でも天候の影響が少なく、高品質な飼料作りができる。
成果の活用面・留意点
  1. 刈取り後のアルファルファの高品質収穫が可能になる
  2. さらに高能率化のためには、刈取作業との同時工程化が必要である
図表1 224852-1.JPG
図表2 224852-2.JPG
図表3 224852-3.JPG
図表4 224852-4.JPG
カテゴリ アルファルファ 乾燥 省力化

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