| タイトル | 土壌及び作物中のフェニル置換ヒ素化合物の定量法 |
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| 研究期間 | |
| 研究担当者 |
有機化学研究領域 馬場 浩司 土壌環境研究領域 荒尾 知人 前島 勇治 |
| 発行年度 | 2006 |
| 要約 | 土壌・作物に含まれるフェニル置換ヒ素化合物の定量方法を確立しました。これにより環境中での化学形態の変化や作物への移行が明らかになり、有機ヒ素のリスク評価に役立てることができます。 |
| 背景・ねらい | 茨城県旧神栖町で自然界には存在しないフェニル置換ヒ素化合物が地下水から検出されていますが、環境中での化学形態変化や作物への取り込みについてはっきりと分かっていません。また、有機ヒ素系化学兵器が過去に遺棄された地域において今後大きな問題となる可能性があります。そこで分析が困難な土壌と作物について、これら有機ヒ素の分析法を確立することを目的としました。 |
| 成果の内容・特徴 | 逆相クロマトグラフィー*1 と誘導結合プラズマ質量分析装置*2 を用いた分析により、水溶性の無機ヒ素である亜ヒ酸[As(III)]及びヒ酸[As(V)]から疎水性の高いフェニル置換ヒ素化合物まで一度に定量できるようになりました(図1)。 土壌中に含まれるヒ素の全量は硝酸-フッ酸-過酸化水素による酸分解により有機ヒ素を完全に無機化した後、逆相クロマトグラフにより土壌中の分析妨害元素と無機ヒ素を分離することで正確に定量可能となります(図2)。土壌に含まれる有機ヒ素はアルカリにより抽出できますが、熱濃硝酸を用いると無機ヒ素も含めて効率よく抽出することができます。 |
| 図表1 | ![]() |
| カテゴリ |
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