タイトル | 牛の聴性脳幹誘発電位測定法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
岡田洋之 松井義貴(北海道根釧農試) 新井鐘蔵 草刈直仁(北海道畜試) 中野貞雄(富士平工業) 福田茂夫(北海道畜試) |
発行年度 | 2007 |
要約 | 牛の聴性脳幹誘発電位測定法は、牛を立たせたままで、非侵襲的に頭部皮膚表面から脳幹各部の機能を検査することができる。 |
キーワード | 牛、脳幹機能診断、聴性脳幹反応、非侵襲、立位 |
背景・ねらい | 痙攣、麻痺、運動失調などの脳神経機能障害を伴う疾患の検査として、医学領域では脳波・誘発電位等の機能検査やMRI等の画像検査が活用され診断・治療に効果をあげている。動物で脳波・誘発電位やMRI等の脳神経機能検査を行う場合は体動を完全に抑えるために全身麻酔などの処置が必要となるが、牛では体動制御が非常に困難(体重が約600kgと非常に体が大きい)で、かつ頭部の骨格構造上、皮膚表面から脳内の電位等を検出することが困難なことから、脳神経機能を非侵襲的に検査できる有効な方法はこれまでない。そこで我々は臨床現場で牛の脳神経機能を検査することができる技術の開発を目指し、牛を立たせた状態で頭部の皮膚表面から非侵襲的に脳幹各部の機能を示す波形(誘発電位)を安定的に導出する牛の聴性脳幹誘発電位測定法の開発を行う。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
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