タイトル | 新型牛パピローマウイルスBPV-9は牛の上皮性乳頭腫症の原因となる |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2007~2008 |
研究担当者 |
菅野 徹 西田朋子(北海道胆振家保) 石原涼子 内田郁夫 畠間真一 門田耕一 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 新型牛パピローマウイルスBPV-9は、野外感染例と同様の病変形成過程や組織学的特徴を示す上皮性乳頭腫病変を牛に実験的に再現する。本知見は獣医ウイルス学の新知見であると同時に難治性牛乳頭腫症の防疫対策確立に役立つ。 |
キーワード | 牛乳頭腫症、牛パピローマウイルス、新型ウイルス、病原性解析、BPV-9 |
背景・ねらい | 牛乳頭腫症の原因となる牛パピローマウイルス(BPV)は、これまでに6種類(BPV-1~6)が知られている。近年、新たに4種類のBPV(BPV-7~10)が同定されたが、これら新型BPVと疾病との関連は証明されていない。この内我々が同定したBPV-9は、北日本における難治性牛乳頭腫症の集団発生に関連して検出されることから、牛乳頭腫症を起こす可能性が考えられる。そこで牛への接種試験によってBPV-9の病原性の有無を調べることが、本研究のねらいである。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
カテゴリ | カリフラワー |