サフォーク種雌めん羊の発育速度と体構成分の変化

タイトル サフォーク種雌めん羊の発育速度と体構成分の変化
担当機関 畜産試験場
研究期間 1996~1996
研究担当者
発行年度 1996
要約 サフォーク種めん羊の発育速度と体構成分の関係を調査した。離乳後,高栄養で飼養した雌めん羊は,対照(標準栄養)に比べて,増体が良好であったが,枝肉歩留は変らず,内臓や枝肉への脂肪蓄積が著しかった。
背景・ねらい めん羊は、わが国では飼養頭数こそ少ないものの、多くの農村地域においてきわめて重
要な産業動物となっている。1996年にめん羊の日本飼養標準が発表されたが、わが国におけるめん羊のエネルギ一代謝に関する試験成績は非常に少ない。特に雌めん羊の育成に関しては、わが国独自のデータがないところから、離乳後の雌めん羊を標準栄養または高栄養で224日間育成し、その成長段階における増体速度と体組織の発達及びエネルギー蓄積との関係を検討した。
成果の内容・特徴
  1. 雌めん羊の離乳後の発育は、標準栄養区が日本飼養標準に示された増体(1日当た
    り80g)とほぼ等しく、これに対し、高栄養区はかなり良好な増体を示した(表1)。
  2. 発育の良好な高栄養区では、標準栄養区と比較して、枝肉歩留はほとんど変わらな
    かったが、内臓や枝肉への脂肪蓄積が著しかった(表2)。成長試験終了時における高栄養区の枝肉中の分離脂肪の割合は30%を超え、その蓄積は筋間よりも皮下で多かった。
  3. 高栄養区の枝肉の成分比率は、標準栄養区に比較し、水分含量が低く、脂肪含量が
    著しく高くなった結果、枝肉のエネルギー価は大きく上昇した(表2)。
成果の活用面・留意点
    本試験成績は、めん羊の育成期におけるエネルギー要求量算出の基礎データとして活用する。
図表1 226024-1.jpg
図表2 226024-2.jpg
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