タイトル | ウシ子宮内膜マトリックスメタロプロテナーゼの妊娠中の動態 |
---|---|
担当機関 | 農林水産省 |
研究期間 | 2000~2000 |
研究担当者 |
橋爪一善 高橋透 今井敬 竹澤俊明 |
発行年度 | 2000 |
要約 | ウシでは妊娠中の子宮内膜マトリックスメタロプロテナーゼ(MMP)-2産生およびその遺伝子発現が減少する。これらの動態は血中MMP-2の変化と一致し、血中MMP-2は子宮内膜機能の指標となる。また、MMP-9遺伝子は子宮内膜および胎膜に恒常的に発現する。 |
背景・ねらい | ウシ受精胚の着床に適した母体子宮の調節、改変を制御する要因の解明は、胚の早期死滅防止技術の開発に有効な情報を提供する。着床、妊娠期の子宮内膜の改変に関わる子宮および胎盤組織中マトリックスメタロプロテナーゼ(MMPs)のうち、中心的役割を担うと考えられるMMP-2とMMP-9の動態検索と、MMPs酵素の繁殖生理学的診断への適用について検討する。 |
成果の内容・特徴 | 1. 図1)。 2. ウシMMP-2遺伝子の部分配列(495bp)およびMMP-9遺伝子の部分配列(991bp)が明らかとなった。その配列はヒトやラットのそれと高い相同性が認められる。 3. 図2)。 4. 図3)。 |
成果の活用面・留意点 | 1. MMPsがウシの着床期に重要な役割を果たすことが明らかとなり、着床や子宮内膜機能の診断技術への展望が開けた。しかしながら簡便で容易な診断技術への応用にはMMPsの特異性の高い抗体の作成が必要である。また、妊娠に伴う子宮内膜組織の改変機序の解明には、MMP-2やMMP-9だけでなくその他のMMPsの発現とその発現制御機構を明らかにする必要がある。 |
カテゴリ | 診断技術 繁殖性改善 |