長期培養による体外培養ウシ胚由来栄養膜細胞の大量確保

タイトル 長期培養による体外培養ウシ胚由来栄養膜細胞の大量確保
担当機関 畜産試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者 栗崎純一
水町功子
辻 典子
発行年度 2000
要約 ウシ透明帯脱出胚の長期培養により、妊娠シグナル産生細胞である栄養膜細胞の長期大量培養に成功した。この細胞は、胚盤胞と同様に腔胞形成能を有すると共にインターフェロンの発現能も有している。
背景・ねらい 胚-母胎間の妊娠認識が行われる際に、胚の栄養膜細胞(trophoblast)が妊娠認識物質を産生、分泌していることが報告されている。受精胚の移植において、移植胚の産生する妊娠認識物質の補強を目的とした栄養膜由来小胞の共移植による胚移植後の受胎率向上が試みられている。現在、共移植に用いる栄養膜小胞の作成には、一般的に妊娠14日前後の伸張胚を灌流採取し、細切後形成された栄養膜小胞を移植する方法がとられている。しかし、この手法には過排卵処置や子宮灌流に労力を伴うことに加えて、成長した伸張胚の回収効率が必ずしも高くない。そこで、本研究においては、体外受精由来のウシ透明帯脱出胚盤胞を用いて、長期培養による栄養膜細胞の大量確保および凍結保存を試みる。
成果の内容・特徴 1.
図1)。
2.
図2a)。
3.
図2c)。
4.
図2e)。
5.
図4)。
成果の活用面・留意点 1.
本研究より、体外受精胚から大量に培養栄養膜細胞を確保することができた。この細胞を利用することで、将来的に受精卵との共移植技術と組み合わせた妊娠シグナルの補強を計れる可能性がある。しかし、主要な妊娠シグナルの一つであるIFNτの産生量は初期胚と異なり減少していたことから、培養栄養膜細胞の利用に当たっては、インターフェロン発現機構の遺伝子レベルからのさらなる解析と制御手法の開発が必要である。
カテゴリ 過排卵 受胎率向上

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