タイトル | 硝酸態窒素を蓄積しにくいイタリアンライグラスの選抜手順と多面的選抜効果 |
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担当機関 | 飼料作育種研究チーム |
研究期間 | 2000~2006 |
研究担当者 |
川地太兵 荒川 明 原田久富美 須永義人 水野和彦 畠中哲哉 江波戸宗大 |
発行年度 | 2006 |
要約 | 乾物あたりの硝酸態窒素濃度等を指標とした個体選抜を5世代繰り返すと、硝酸態窒素濃度が既存品種中最も低い「ワセアオバ」の約60%まで低下する。選抜集団では乾物率が向上し、カリウム濃度が低下するなど、硝酸態窒素濃度以外にもプラスの選抜効果が認められる。 |
キーワード | 硝酸態窒素、イタリアンライグラス、カリウム、土壌肥料、飼料作物育種 |
背景・ねらい | 近年、家畜飼養頭数の増加により、飼料畑に投入される家畜ふん尿量が増加している。その結果、作物中に硝酸態窒素が高濃度で蓄積され、反すう家畜に対する硝酸塩中毒が懸念される。イタリアンライグラスは主要な飼料作物であるが、窒素施肥によく反応して硝酸態窒素を蓄積しやすいことが知られている。また同時に、飼料作物に含まれるカリウムなどのミネラルバランスの悪化による反すう家畜への悪影響も指摘されている。このため、硝酸態窒素を蓄積しにくいイタリアンライグラス実用系統の作出を試みるとともに、選抜に伴う他の形質への影響を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 肥料 育種 イタリアンライグラス 飼料作物 施肥 土壌管理技術 二毛作 品種 |