タイトル | 糞虫は牛糞の分解により土壌への窒素移動と牧草の窒素吸収を促す |
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担当機関 | 草地多面的機能研究チーム |
研究期間 | 2001~2007 |
研究担当者 |
山田大吾 井村治 時坤 渋谷岳 |
発行年度 | 2007 |
要約 | 牧草地へ牛糞を設置し糞虫を働かせると、糞の分解が促進され、糞直下土壌の無機態窒素濃度が増加する。また、糞虫の数が多いほど牛糞から土壌への窒素移動が促進され、糞周辺の牧草の窒素吸収が高まる。 |
キーワード | 糞虫、牛糞、土壌、牧草、窒素 |
背景・ねらい | 放牧は施肥量を抑制できる環境保全型の畜産である。このため養分を多く含む放牧牛の排泄糞は放牧草地の養分循環の中で重要な存在である。この牛糞の養分が土壌や牧草へ移行する過程で、糞を餌として利用している糞虫による糞の分解活動が重要な影響を及ぼしていると考えられる。糞虫の働きが糞の分解と土壌養分への影響、および牧草による養分吸収に与える影響について実験的に明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 施肥 |