タイトル | 牛の取り扱いやすさを評価するための標準的な逃走距離測定方法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
深澤充 小針大助(茨城大農) 小迫孝実 塚田英晴 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 対象牛の側方から時速約4kmでの接近を標準的な逃走距離の測定方法とする。逃走距離は捕獲採血に対する行動反応や、生理的なストレス指標との関連が高いことから管理作業に対する反応性の指標となる。 |
キーワード | 牛、逃走距離、作業性、コルチゾル濃度 |
背景・ねらい | 放牧では、管理者に対する牛の粗暴な行動のため、移牧や治療など、誘導や捕獲を伴う管理が困難な場合が多く見られる。そのため、牛と管理者が親和的関係を築くことで、粗暴な行動の発現を抑制し、作業の安全性及び快適性を確保することが求められている。これまで、出生直後のロープ誘導など、牛と管理者が親和的関係を築くための管理方法の研究がいくつか行われてきた。しかし、管理方法が牛と管理者との関係に与える影響について統一的な評価方法がないため、それらの研究がどのような関係になっているのかを比較することが難しく、効率的な技術開発の妨げとなっている。そこで本研究では、牛と管理者が親和的関係を築く管理方法の開発を促進するため、客観的な親和度の指標として用いられている逃走距離(観察者が接近した際に牛が逃走を開始した時の観察者と牛間の距離)について、統一的な測定方法を確立することを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ |