タイトル | エビガラスズメ幼虫の体色変異を利用した幼若ホルモンの高感度バイオアッセイ系 |
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担当機関 | 蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
研究期間 | 1995~1998 |
研究担当者 |
霜田政美 木口憲爾 |
発行年度 | 1995 |
要約 | 実験昆虫エビガラスズメの幼虫の体色変異現象に着目し、その発現に及ぽす外的及ぴ内的要因を明らかにした。同現象は幼若ホルモンによって支配されており、幼若ホルモンの高感度バイオアッセイ系として有効である。 |
背景・ねらい | 人工飼料による通年飼育体系を確立したエビガラスズメ(学名:Agrius convolvuli)の幼虫には緑~黒色の体色変異現象が知られていたが、その発現に及ぽす外的・内的要因は判明していなかった。そこで本現象の発現調節機構の解析を進め、そのなかで内分泌的に幼若ホルモンの支配を受けていることが示されたため、幼若ホルモン高感度バイオアッセイ系の開発を推進する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 幼若ホルモンの高感度バイオアッセイ系として有効なことから、今後幼若ホルモン類縁物質の農薬への開発研究に利用できる。また、相変異は害虫の個体群動態に関わる重要な間題であり、本現象解明の実験昆虫としての利用が期待される。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 害虫 農薬 |