| タイトル |
クワ暗斑病菌が生産する毒素 |
| 担当機関 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
| 研究期間 |
1999~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
クワ暗斑病菌(Myrothecium roridum)の培養培地から単離された生理活性物質はミロトキシンB、D等のトリコテセン類に属する化合物6種類とその他の構造をもつ1種類と同定され、ミロトキシンBが全体の95.1%を占める。
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| 背景・ねらい |
クワ暗斑病菌(Myrothecium roridum)はクワ葉の新病害菌として報告されている。現在までに本菌は本菌以外の糸状菌や細菌の生育や繁殖を阻害し、多くの植物に褐変を誘導する毒素を生産することが明らかにされており、本毒素は本菌を単離するための選択培地の構成成分として利用され、除草剤の素材としての利用も検討されている。これらのことから、本毒素に含まれる生理活性物質の単離、同定を試みた。
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| 成果の内容・特徴 |
- クワ暗斑病菌がポテト・スクロース・寒天培地上で生産する毒素の活性は傷をつけたクワの葉への滴下により測定できる(図1)。
- 本毒素から7種類の生理活性物質が単離された(表1)。
- 単離された生理活性物質のうち、ミロトキシンB(図2)およびDの2種類のトリコテセンに属す化合物が同定された。残り5種類の化合物のうちの4種類もトリコテセン類に属す化合物であり、残り1種類はトリコテセン以外の構造をもつ化合物であることが判明した。
- クワの葉に対するミロトキシンBの活性は単離された生理活性物質の中で最も高かった。
- 単離された生理活性物質のうち、ミロトキシンBは95.1%を占め、活性も最も高かったことから本毒素の主たる成分であることが明らかとなった。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 本菌が有する病原性と本菌が生産する毒素との関連についての詳細な研究が可能となる。
- 今回得られた構造を元に化学構造の改変を行うことにより活性を変えることができ、選択培地や除草剤の素材として用いる場合にさらに有効な利用ができるようになる可能性がある。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
病害虫
除草剤
繁殖性改善
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