タイトル | 放牧利用田の土壌構造と復田方法 |
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担当機関 | (独)農業工学研究所 |
研究期間 | 2003~2004 |
研究担当者 |
太田弘毅 加藤 敬 谷本 岳 |
発行年度 | 2004 |
要約 | 現地聞き取りとアンケート調査、及び土壌物理性調査によると、放牧によって土壌硬化が生じた場合は荒起こし回数の1回増、また、畦畔の漏水防止や水稲根腐れ防止対策を行うと、復田が可能である。 |
キーワード | |
背景・ねらい | 近年、遊休・耕作放棄地へ牛等を放牧して野草を採餌させ、飼料の節減を図るとともに、除草に係る労働力不足を畜力で代替させつつ、省力的に農地の管理・再生を図る動きが見られる。この場合、中山間地域の零細な畜産農家は十分な放牧地を所有しがたい傾向にあるため、耕種農家の遊休・耕作放棄地を借りて放牧することも多い。 一方、耕種農家は放牧に伴う土壌硬化、復田時の管理作業の増加や水稲収量の減少等の懸念を抱いており、このことが農地貸借の妨げとなっている。そこで、放牧が土壌の物理性に及ぼす影響、ならびに復田時の圃場管理法を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 耕種農家が抱く農地貸借に係る懸念を緩和させ、市町村等の仲介業務の一助となる。復田時に、前植生の分解ガス発生に起因する水稲根腐れ防止に、留意しなければならない場合がある。 |
図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 病害虫 除草 水田 水稲 中山間地域 圃場管理 |