タイトル | コンクリート水路の接着型テープによる簡易漏水補修工法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
加藤智丈((株)ショーボンド建設) 江口和雄((株)ショーボンド建設) 森充広 森丈久 石神暁郎((株)ショーボンド建設) 中矢哲郎 渡嘉敷勝 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 小規模農業用コンクリート水路の目地を対象とした、高耐久性テープとシーリング材を用いた簡易漏水補修工法である。開発した工法は、シーリング材、接着剤の持つ良好な止水性や耐久性を有効活用でき、農家や地域住民による直営施工が可能である。 |
キーワード | コンクリート水路、簡易補修、直営施工、シーリング材、漏水 |
背景・ねらい | 近年、圃場末端の小規模な農業用水路の老朽化とそれに伴う機能低下が問題となっている。特に水路目地やひび割れからの漏水は水利用機能の低下だけでなく、農地の湿害や作業性の低下を招く。このような機能低下に対し、シーリング作業などによる止水処理が行われているが、コンクリートカッターなど専用工具を必要とする作業は農家には行い難く、材料の持つ良好な止水性や耐久性を有効活用できていない場合が多い。よって①幅1m 程度の小規模農業用コンクリート水路を対象とすること、②目地部の漏水を止水すること、③大がかりな電動工具を用いないこと、④経済性と耐久性を有すること、を目的として農家・地域住民らによる直営施工が可能な簡易漏水補修工法の開発を行う。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 農地・水・環境保全向上対策の一環として、農業用水路の簡易補修への活用が期待できる。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 乾燥 湿害 |