タイトル | 農業研究投資の社会的最適性 |
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担当機関 | 農業総合研究所 |
研究期間 | 1993~1993 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1993 |
要約 | 農業研究投資の効果は農産物供給曲線の右方へのシフトとなって現われる。このとき、他の条件一定の下で農産物価格は低下し、分配される余剰が変化する。現在追加的な研究投資は、わが国の生産者余剰を減少させ、消費者余剰を増加させる。 |
背景・ねらい | 農業試験研究が、企業の研究開発と異なる点は、後者が研究開発の 便益を専有しようとするのに対し、前者がそれをできるだけ、多く の経済主体に流布させようとするところにある。その場合、開発技 術の直接的な利用者である農家が便益の享受者であることはもちろ んであるが、研究開発の費用を負担する消費者もその中に含まれる 。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 本分析の試算は農業物の需要曲線のシフトを考慮していない。つま り、農業物価格は需給均衡によって決定する仮想値であって、実際 の価格と分けて考える必要がある。 |
図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | ストック |