| タイトル |
ファームイン経営における体験プログラム実施の評価と将来展望 |
| 担当機関 |
農業総合研究所 |
| 研究期間 |
1999~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
全国のファームイン経営者 349名への意識調査結果に順序プロビット分析を適用した結果,体験プログラムの有用性には,経営年数,客室数,客との交流への姿勢が,経営の将来展望には,ペンションかどうか,客がスキー目的かどうか,さらにリピーターの割合,客との交流への姿勢が強く影響していることが明らかになった。
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| 背景・ねらい |
「農山漁村滞在型余暇活動促進法」の施行にともない,1995年に農林漁業体験民宿(ファームイン)の登録制度がスタートした。それに対し,本研究成果は,農林漁業体験民宿として登録された全ファームインを対象とする意識調査により,体験プログラムの有用性や経営の将来展望及びそれらに影響している要因を明らかにし,そのことにより今後のファームインの振興に資するものである。
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| 成果の内容・特徴 |
- 今回の意識調査において,経営者の意識が的確に回答に反映されるように順序付き選択肢を用意した。その結果の分析に際しては,そのような回答形式に適した順序プロビット分析(Ordered Probit Analysis)を適用した。
- 体験プログラムの有用性については,「あまり役に立たない(14%)」「どちらともいえない(26%)」「まあまあ役立つ(44%)」「非常に役立つ(17%)」をそれぞれ0,1,2,3として,上記手法により分析を行った(表1)。その結果,経営年数5年以下であり,体験用の圃場を用意し,客との交流に積極的であるようなファームインにおいて,体験プログラムの有用性が高いことが明らかとなった。しかしながら,客室数5室以下のファームインには逆の結果が得られた。体験プログラムの目的として「追加収入の獲得」よりも「客との交流」をあげた回答者が多かったことが反映していると考えられる(表2)。
- 経営の将来展望については,「かなり悪い(4%)」「あまりよくない(30%)」「ふつう(36%)」「まあまあ良好(25%)」「きわめて良好(3%)」をそれぞれ0,1,2,3,4として分析を行った(表3)。その結果,リピーターの割合がかなり高く,客との交流に積極的であり,後継者がいるようなファームインの将来展望が良好なことが明らかとなった。しかしながら,業態がペンションであり,経営年数が長く,客の主目的がスキーであるようなファームインの将来展望が良好ではないことも明らかとなった。
- 60%以上の回答者が体験プログラムの有用性を認めているが,体験プログラムが機能していないファームインも確認された。今後はそうしたファームインが体験プログラムを実施していくための指導や情報提供をさらに積極的に行う必要がある。
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| 成果の活用面・留意点 |
本研究では,全国データを1本のモデルで分析したが,調査結果からはファームイン経営の特徴や分布に地域的偏りが認められるため,そうした点にも配慮する必要がある。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
あま
経営管理
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