砂質土壌園の作業道設置にかかる土壌流亡防止策 愛媛果試

タイトル 砂質土壌園の作業道設置にかかる土壌流亡防止策 愛媛果試
担当機関 愛媛県立果樹試験場
研究期間 1997~1998
研究担当者 井上久雄
加美豊
藤原文孝
発行年度 1998
要約 砂質土壌園に幅約1.2mの作業道を設置する場合、土壌流亡防止のため、コンクリート舗装し、盛土側は古タイヤを敷きつめ、切土側はテストピースを積み上げる。設置後は、車幅1mのクローラ式運搬車が利用でき、運搬作業が軽労働となる。 愛媛県立果樹試験場・栽培育種室
背景・ねらい 砂質土壌園に作業道を設置すると降水による土壌流亡が多く、作業道設置の障害となっている。このため、低コストで簡易な土壌流亡防止方法を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 盛土面は、古タイヤを敷き詰めコンクリート舗装する方法が、簡易で安価に設置できる(表1)。
  2. 切土面は、テストピースを積み上げる方法が安価に設置でき、土壌の流亡が防止できる(表1、写真1)。
  3. 運搬作業は車幅約1mのクローラ式運搬車利用により、抱え運搬に比べ作業時間と移動距離が短縮され、作業負担が軽減する(表2)。
成果の活用面・留意点 砂質土壌の傾斜地園に適応できる。傾斜が険しい園地は等高線状に作業道を設置し、コンクリート舗装する。さらに、長い作業道は数カ所に排水溝を設けるか、作業道に傾斜をつけ排水溝として利用する。
図表1 228650-1.jpg
図表2 228650-2.jpg
図表3 228650-3.jpg
カテゴリ 育種 傾斜地 低コスト

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