湛水処理によるレタス菌核病菌菌核の子のう盤形成阻止 香川農試

タイトル 湛水処理によるレタス菌核病菌菌核の子のう盤形成阻止 香川農試
担当機関 香川県農業試験場
研究期間 1998~2000
研究担当者 十河和博
鐘江保忠
森充隆
発行年度 1998
要約 冬期のレタス栽培における主要病害である菌核病菌の菌核は、夏期の湛水処理によって菌核病の第1次伝染源となりうる子のう盤の形成能を失う。形成能を失うのに要する湛水期間はほとんどの菌核で5日間程度で十分であり、10日間以上ではすべての菌核で子のう盤は全く形成されない。
背景・ねらい 菌核病の第1次伝染源は、土壌中に埋没した菌核から形成された子のう盤からの子のう胞子であり、菌核病の防除には菌核の子のう盤形成能を失わせることが重要である。そこで、湛水処理による菌核病の防除法を確立するため、菌核が子のう盤形成能を消失するのに要する湛水処理期間を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 夏期の水稲の作付けなどの湛水を行わずに、数年にわたり冬期にレタスを連作することで、レタス菌核病の発生は急激に増加する(表1)。
  2. 夏期5日間程度の湛水により、ほとんどのレタス菌核病の菌核は子のう盤を形成できなくなり、かなり高い菌核病の防除効果が期待できる(表2)。
  3. 10日間以上の湛水によって、より安定した防除効果が得られる(表2)。
成果の活用面・留意点 隣接圃場または畦畔にある菌核て形成された子のう胞子の飛散による伝染は、回避できない。
図表1 228660-1.jpg
図表2 228660-2.jpg
カテゴリ 病害虫 水稲 防除 レタス

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