タイトル | サツマイモ立枯病抵抗性の簡易検定法 |
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担当機関 | 徳島県立農業試験場 |
研究期間 | 1999~2001 |
研究担当者 |
井内美砂 川村泰史 |
発行年度 | 1999 |
要約 | サツマイモの茎を長さ3cmに切り,サツマイモ立枯病菌(Streptomyces ipomoeae)懸濁液に浸した後,バーミキュライトに挿し,5日~7日後に病斑数を調査することにより,迅速にサツマイモ立枯病の簡易な抵抗性検定ができる。 |
背景・ねらい | 徳島県東部のサツマイモ栽培地帯では,高系14号の選抜系統である「なると金時」を砂地畑で栽培し,高収益を上げている。高系14号は立枯病抵抗性がやや弱で,クロルピクリンによる土壌消毒が不可欠であるが,環境問題への意識の高まり等により,将来使用が制限される可能性が高い。このため培養変異等を利用して,立枯病に強い「なると金時」の育成に取り組んでいるが,育種を効率的に進めるためには,カルスからの再分化個体等の立枯病抵抗性を迅速に検定する必要がある。 そこで従来の圃場検定やポット検定および塊根スライスを用いた検定の代わりに,切断茎を用いた効率的な立枯病抵抗性検定法を確立することを目的とした。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 育種 簡易検定法 乾燥 くり 栽培技術 立枯病 抵抗性 抵抗性検定 土壌消毒 品種 |