GIS農地情報を用いた可照時間分布の農地一筆単位表示

タイトル GIS農地情報を用いた可照時間分布の農地一筆単位表示
担当機関 企画連絡室
研究期間 2000~2000
研究担当者 佐々木華織
佐藤恵一
菅谷博
畑中健一郎
発行年度 2000
要約 樹林の影響を考慮した可照時間分布を農地一筆単位でデータベース化することにより、中山間地域の日照条件が農地属性情報として利用できる。
背景・ねらい
中山間地域にある農地の日照条件は、周辺の地形や樹林に大きく影響されるため、これらを考慮した可照時間(快晴日における最大日照時間)マップの作成が重要である。地図上の全地点をメッシュ化して表示する従来の方法では、地図上の全地点を推定するためマップ作成に多大な時間を要するとともに、農地一筆毎の評価・利用ができなかった。そこで、樹林の影響を考慮した可照時間を農地一筆単位で推定して、農地属性情報としてデータベース化した可照時間分布マップを作成する。
成果の内容・特徴
  1. 樹林の影響を考慮した可照時間は、対象地域のGIS農地情報から抽出した樹林域のデータを標高データに付加して計算する(図1)。
  2. 可照時間分布マップは、GIS農地情報から農地一筆毎の中心点を抽出し、その点の可照時間を農地一筆の値として表示する(図1、2)。
  3. 農地一筆の中心点を代表値とすることにより、全地点を推定する手法より大幅に少ない計算量で、可照時間分布マップ作成が可能である。
  4. 可照時間分布を農地一筆単位で表示し、データベース化することにより、農地属性情報として利用できる。(図2、3)
成果の活用面・留意点
  1. 一筆単位の表示法は、気温等の気象要素にも適用可能である。
  2. 急峻な中山間地の農地評価および利用計画に役立つ基礎データとして利用可能である。
  3. 対象地域の平均的な樹高を20mとして可照時間を推定したが、樹高データがある場合は推定精度が向上する。

図表1 228827-1.jpg
図表2 228827-2.jpg
図表3 228827-3.jpg
カテゴリ 中山間地域 データベース

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