アマノリ殻胞子の超低温保存

タイトル アマノリ殻胞子の超低温保存
担当機関 西海区水産研究所
研究期間 1997~2000
研究担当者 山崎誠(東北区水産研究所)
清本節夫
藤吉栄次
梅沢 敏
発行年度 1997
要約 アマノリ殻胞子を、海水中で予備凍結後、液体窒素中に浸漬保存すると長期間の保存が可能である。
背景・ねらい アマノリの殻胞子は、「タネ」として養殖生産に欠くことのできないものである。しかし、高等植物の種子とは異なり長期間保存できないため、養殖生産の合理化や研究の進展に大きな障害となっている。そこで、今回、海水中にけん濁させた殻胞子を材料に、液体窒素中(-196℃)での超低温保存を試みた。
成果の内容・特徴
  1. 材料:スサビノリ殻胞子。
  2. 方法:海水中でプログラムフリーザーを用いて予備凍結後、液体窒素中に浸漬保存。
  3. 結果:8年間液体窒素中に保存後解凍した場合でも、数多くの殻胞子の生存が見られた。(図1)
  4. 特徴:保存中の手間がほとんどかからないこと。病害を生じる危険がないこと。長期間の保存が可能であること。必要なときに、解凍するだけで殻胞子が得られること。
成果の活用面・留意点 本保存法を用いると、殻胞子を必要なときにすぐ利用することができるため、培養実験を効率的に行うことができる。
図表1 229068-1.gif
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