タイトル | 記録型標識によるクロマグロ幼魚の回遊と海洋構造との関係 |
---|---|
担当機関 | 遠洋水産研究所 |
研究期間 | 1999~2002 |
研究担当者 |
稲掛伝三 山田陽巳 瀬川恭平 |
発行年度 | 1999 |
要約 | 放流後3年半を経過して三陸沖で採捕されたクロマグロ2個体の記録型標識のデータを解析し、北太平洋においては黒潮続流、黒潮分派、親潮前線等の海洋構造と密接な関係を持ちつつ季節的な回遊を行っていることが示された。 |
背景・ねらい | 記録型標識の利用により、採捕個体の日別の位置が推定できる技術が開発され、クロマグロの標識放流調査にも応用されている。長期間のデータを記録した標識が回収されたので、海洋気象衛星による海表面水温、海面高度などの大洋規模でのデータと重ね合わせることにより、本種の分布・移動を規制する海洋構造を考察した。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 | 記録型標識の照度センサーから推測される位置の精度は、海洋気象衛星データの位置精度に比べると著しく悪いので、標識内の表面水温、中層水温などの情報も加えて位置を補正する必要がある。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ |