タイトル | 和歌山県日高南部地区における漁礁ブロックタイプ別の蝟集状況調査 |
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担当機関 | 和歌山県農林水産総合技術センター水産試験場 |
研究期間 | 1998~2000 |
研究担当者 |
小久保 友義 |
発行年度 | 2000 |
要約 | 漁礁ブロック類型化を目的とし、漁礁ブロックタイプ別の蝟集状況調査を行うため、水中テレビ(ROV)を用いて、既設漁礁ブロックにおいて蝟集魚を調査した。 |
背景・ねらい | 多種多様な漁礁ブロックが開発され、漁礁設置事業において使用されているが、個々のブロックの機能が明確な効果として現れていない。漁礁ブロックの形状は、多数存在しており、個々のうたわれている機能および価格を比較すると、それぞれの相違は少なく、形状選定が困難な状況である。 現在の国内の諸情勢から公共事業は、透明性を確保し、コストの縮減が大きな課題となっており、漁礁設置事業においても漁礁ブロックの選定作業の透明な根拠作りが必要になっているのが現状である。そこで、漁礁設置事業に使用された各種の漁礁ブロックの蝟集状況を明らかにする。これにより、沿整事業における漁礁設置事業の漁礁ブロック選定上の根拠を明確にする(調査した海域を図1に示す)。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 調査海域で重要種を効果的に蝟集させる漁礁を選定することで、漁礁の選定作業においても透明性を確保でき、今後、調査海域周辺での人工的な漁場造成計画の効果的な改善に資することができる。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | コスト |