タイトル |
タケノコメバル種苗生産技術の開発 |
担当機関 |
香川県水産試験場 |
研究期間 |
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研究担当者 |
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発行年度 |
2002 |
成果の内容・特徴 |
すでに瀬戸内海では希少な魚種となったタケノコメバルの養殖や栽培漁業の基礎となる種苗生産技術を開発する。
- 5cmサイズのタケノコメバル種苗約70,000尾が生産でき、量産への弾みがついた。
- 12月末~1月中旬、養成中の天然親魚に産仔が認められた。親魚(平均体重512g)の平均産仔数は41,700尾(浮上仔魚)であった。また、仔魚の平均全長は7.85mmであった。
- シオミズツボワムシ、アルテミア、配合飼料を与え、飼育100日目の全長は6水槽で41.9~60.2mm(水温15℃維持水槽2区で平均59mm、図を参照)となった。
- 生残率は11.7~35.6%(水温15℃維持水槽2区で26.1%、35.4%)となった。
[成果の活用面等]
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成果の活用面・留意点 |
本種の養殖や栽培漁業に活用することで、漁業の維持育成に貢献する。また、放流を通して天然資源の復活を促す。
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図表1 |
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カテゴリ |
たけのこ
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