| タイトル |
クラスター解析を用いた冬春季の海況パターンの分類と予測 |
| 担当機関 |
茨城県水産試験場 |
| 研究期間 |
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| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
2003 |
| 背景・ねらい |
茨城県海域の100m深水温及び平年偏差値を用い、クラスター解析を行い、1~6月の海況パターンを年ごとに分類した。その結果、1月は暖水パターンと冷水型パターンの2つ、2~6月は、それに中間パターンを加えたの3つに分類され、1~2月の海況パターンから3~6月の沿岸水温がある程度予測可能であることが示唆された。 茨城県沖の海洋環境は、親潮、黒潮、それから派生する渦や舌状の水塊等に支配され、短期的・長期的に複雑に変動し、イワシ・サバ・サンマ等浮魚類の漁場形成やシラス・オキアミ・コウナゴ等の沿岸漁業の漁況に大きな影響を及ぼしている。特に冬春季における船曳網漁業の漁況は海況に大きく左右されるため、海況の変動要因を解明するとともに予測の精度を向上させることが重要となっている。
- 1975年4月以降の沿岸定線海洋観測調査によって得られた23定点の100m深水温値及び平年偏差値を用い、クラスター解析を行った結果、1月は黒潮系暖水に覆われる暖水パターンと親潮系冷水に覆われる冷水型パターンの2つに、2~6月はそれに加えて、沿岸域に親潮系冷水が差し込む中間パターンの3つに分類された。
- 1~2月が暖水型であると3月以降も暖水型(同様に1~2月冷水型⇒3月以降冷水型)で経過しやすく、2月に中間型が出現するとその後のパターンは変化しやすい傾向がみられ、1~2月の海況パターンから3~6月の沿岸水温がある程度予測可能であることが示唆された。
- 1月の海況パターンを基準に船曳網漁業の漁場域である沿岸定地水温との関係を比較してみたところ、1月が暖水型であると2月以降の水温は高め(同様に1月が冷水型⇒2月以降低め)で経過しやすい関係がみられた。
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| 成果の活用面・留意点 |
冬春季の100m深の水温の変動を1、2月の傾向から概ね予測することが可能になったが、今後はデータの解析を進め、今回分析に用いた「平年値」の再検討を行うことにより予測精度の向上を図る。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
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