流れ藻調査で確認されたタケノコメバルからクロソイへの魚種交替

タイトル 流れ藻調査で確認されたタケノコメバルからクロソイへの魚種交替
担当機関 香川県水産試験場
研究期間
研究担当者
発行年度 2003
背景・ねらい ねらい・目的:
瀬戸内海におけるタケノコメバルの資源情報を得る。
成果の特徴:
瀬戸内海中央部(備讃瀬戸、燧灘)において、1997年、'98年の流れ藻随伴幼稚魚の調査で得た結果を35年前の結果('62、'63年岡山水試調査)と比較し、また、他の情報を加えてタケノコメバル、クロソイの生息数の推移について考察した。
  1. 近年、クロソイの稚魚が流れ藻に随伴し、優占している時期(初夏)は、かつてはタケノコメバルの稚魚が優占していた。
  2. それぞれ二種の前後に随伴する魚種、出現順は変わらなかった。また、これら二種の随伴期の稚魚の大きさや食性は類似していた。
  3. これらのことと文献、及び漁業者の情報などから、この海域では1960年代から1990年代へかけてタケノコメバルからクロソイへの魚種交替が生じたこと、かつ、これら二種の生態面に共通するところが多いことが解った。
成果の活用面・留意点 今後、タケノコメバルの栽培漁業、養殖業推進の基礎資料として活用する。
図表1 229427-1.png
カテゴリ たけのこ

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