陸奥湾に生息するマボヤ筋膜体の一般成分および遊離アミノ酸の季節変動

タイトル 陸奥湾に生息するマボヤ筋膜体の一般成分および遊離アミノ酸の季節変動
担当機関 青森県ふるさと食品研究センター下北ブランド研究開発センター
研究期間
研究担当者
発行年度 2003
背景・ねらい 青森県のマボヤ養殖の潜在的な生産能力は大きい。そこで、マボヤ筋膜体の原料特性の把握を通じて利用拡大に寄与することを目的として、青森県陸奥湾に生息するマボヤ筋膜体の一般成分および遊離アミノ酸の季節変動、養殖・天然による差異、産卵の影響、海水温の影響等を明らかにした。
  1. サンプル採集場所:
    養殖マボヤ試料は、青森県陸奥湾南東部に位置する野辺地町沖より採集した。天然マボヤ試料は、陸奥湾東部に位置する横浜町沖、むつ市沖より採集した。
  2. 一般成分:
    野辺地産の一般成分には季節変動が見られた(図1)。横浜、むつ産マボヤについても同様の季節変動が見られた。
  3. 遊離アミノ酸(FAA):
    FAAはTau、Pro、Gly、Glu、Ala、Hisなどが多かった。FAAのうち呈味性のGlu、Gly、Ala、Arg、ValおよびMetには、いわゆる「旬」に対応する明瞭な季節変動がみられた(図2)。この変化は,横浜、むつ産についても同様であった。
成果の活用面・留意点 季節による成分や歩留りの変化に対応したマボヤ利用のための基礎データとして活用できる。
図表1 229460-1.png
図表2 229460-2.png
カテゴリ 季節変動

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