| タイトル |
小型底びき網漁獲物の高付加価値化をめざして |
| 担当機関 |
福岡県水産海洋技術センター |
| 研究期間 |
1999~2003 |
| 研究担当者 |
深川 敦平
池内 仁(研究部 浅海増殖課)
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| 発行年度 |
2004 |
| 背景・ねらい |
筑前海の主要漁業の一つである小型底びき網漁業漁獲物の慢性的な魚価安を打開し、漁家経営の改善を図るため、糸島地区の漁業者と一体となって主要漁獲物である小型エビ類の活魚出荷技術開発に取り組んだ。
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| 成果の内容・特徴 |
- 新たな活魚出荷技術開発への取り組み経過
従来の出荷方法は氷を打ったトロ箱に活きエビ、死エビを一緒に入れ、上から濡れ新聞紙を被せるという簡単なもので、見た目も悪く、安価で取り引きされてきた。これを打開するため、H12年には活エビを約16~17度の冷海水を張った蓋付きの発泡スチロール製トロ箱に収容し、活かしたまま運搬・出荷試験を行い、良好な成果を収めた。しかし、トロ箱内の冷海水中の溶存酸素は、箱詰め後約90分以降はエビの活力を維持する3mg/リットルを下回る酸欠状態になり、魚市場までは十分活力があっても店頭では死エビが多くなることがわかった。そこでH14年は、冷海水を張って酸素を注入したビニール袋中に、トロ箱に収容したときの視覚効果や海水の重量を考慮して1kgのエビを収容し、さらに高い成果を得ることができた。 - 成果と意義
- 出荷価格が大幅に向上した。
- エビの活力保持のための曳網速度の低化や、選別・出荷作業にかかる時間の増加から、操業回数及び操業時間が短縮され、資源に対する漁獲圧が減少した。
- 漁獲物を丁寧に取り扱うようになり、混獲されるマダイやヒラメの幼稚魚を再放流する際の活力が大きく向上し、漁業者の資源管理意識がさらに高まった。
- 雑エビとして取り扱われてきた小型エビ類を、活きた「伊都の花えび」と銘打ってブランド化も進展。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 小型底びき網漁業の他の漁獲対象生物の付加価値対策での応用
- 小型底びき網漁業以外の漁業での小型エビ類の付加価値対策での応用
- 資源管理方策としての操業時間短縮、再放流のための漁獲生物のハンドリングの改善などの導入を受け入れやすくするための対策
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
経営管理
高付加価値
出荷調整
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