| タイトル | 唐津湾におけるクルマエビ大型種苗の放流効果について |
|---|---|
| 担当機関 | 佐賀県玄海水産振興センター |
| 研究期間 | 2003~2008 |
| 研究担当者 |
大隈 斉 |
| 発行年度 | 2006 |
| 背景・ねらい | クルマエビは単価が高く、佐賀県玄海地区漁業の主対象種の一つであり、玄海水産振興計画でも栽培漁業対象種として位置づけている。 唐津湾地区では昭和60年頃からクルマエビの調査に取り組み、分布・移動、成長などの生態的な知見は集まっているものの、これまで有効な標識方法がなかったことから、放流効果について定量的な知見は得られていなかった。 このため、平成15~17年に体長約50mmのクルマエビ大型種苗の尾肢をカットして放流し、効果把握のための調査を実施した。 |
| 成果の内容・特徴 | ・15~17年に標識放流した体長約50mmのクルマエビ大型種苗の玄海漁連市場への水揚げは、放流の2~3ヶ月後から、翌年の11月頃までみられた。月別の混獲率は0.2~7.7%であり、放流年級毎の回収率は3%前後と推定された。 ・今回推定した回収率をもとに、種苗生産・中間育成の経費や市場での平均単価などから費用対効果分析を行ったところ、試験規模の放流では、効果がみとめられた。 ・標識のために切除された尾肢は、放流後次第に再生するものの、これまでの調査により、その模様の乱れ等から十分に識別できることを確認した。 |
| 成果の活用面・留意点 | 今後は、事業規模で大量に放流されている体長約30mmの種苗について、同様の調査を行い、放流サイズ、放流場所、費用対効果の検討を行い、より効率的な放流技術を確立したい。 |
| 図表1 | 229935-1.pdf |
| カテゴリ |
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