| タイトル | 日本海南西部におけるソデイカの漁場形成要因の解析と中短期的漁況予測技術の開発 |
|---|---|
| 担当機関 | 兵庫県立農林水産技術総合センター |
| 研究期間 | 2004~2006 |
| 研究担当者 |
鬼塚剛(水産大学校) 宮原一隆(兵庫県立農林水産技術総合センター但馬水産技術センター) 広瀬直毅(九州大学応用力学研究所) |
| 発行年度 | 2007 |
| 背景・ねらい | 近年、日本海におけるソデイカの来遊資源水準は高位にあり、兵庫県の但馬地域において重要な沿岸漁業対象種となっている。毎年の漁期全体のソデイカの来遊水準については、漁期開始の概ね2ヶ月前である6月の対馬海峡周辺部の海況と密接な関連があり、この関係を用いた「ソデイカの長期漁況予報」が実用化されている(平成15年度水産研究成果情報)。本報では、漁期中のソデイカの水平分布と水温環境との関係性を解析するとともに、海況要因の予測を通じた「中短期予報技術」の開発を試みた。 |
| 成果の内容・特徴 | 1999-2005年における兵庫県沖での標本船日誌調査の結果、兵庫県沖の漁場は概して北緯36°15′以南、東経134°10′から135°の範囲に形成されていたが、冷水域(山陰若狭沖冷水)の接岸が観察された2003年と2005年には、より沿岸寄りの北緯35°45′以南に形成された。好漁場の指標水温は、水温50m、100mでそれぞれ19℃、14-15℃以上と考えられた。兵庫県沖の観測定点(6箇所)の100m深の平均水温は、標本船の漁獲量で重み付けした平均漁獲緯度と相関しており、漁場形成位置の指標となると考えられた(図1)。また、指標水温帯の水平分布を九州大学応用力学研究所の日本海循環モデル(RIAM ocean circulation model)を活用して予測することにより、ソデイカの漁場位置を中短期的に予報することが可能であると考えられた(図2)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 得られた成果により、2007年漁期より漁況予報情報を提供している。 |
| 図表1 | 229971-1.pdf |
| カテゴリ |
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