茶カテキンによる安全安心な種卵管理

タイトル 茶カテキンによる安全安心な種卵管理
担当機関 北海道立水産孵化場
研究期間 2005~2006
研究担当者 畑山 誠
発行年度 2007
背景・ねらい
道内のサケ種卵において卵膜軟化症が発生している。卵膜軟化症は卵の耐圧強度が低下する現象で、外界水の侵入による発生停止や早期孵化等の異常が起きる。卵膜軟化症の実態を調査するとともに、有効な対処法を開発することを目的とし、社団法人北海道さけ・ます増殖事業協会が協力機関となり実施した。

成果の内容・特徴 ほぼ全道の発生状況について把握できた。また卵膜軟化症の症状についていくつかの知見が得られた。
茶カテキンで卵を処理することで、孵化まで問題なく種卵を管理することができた。現在、卵膜軟化症の発症が心配される道内のサケ事業場においては、茶カテキンが利用されている。

成果の活用面・留意点
本研究で開発された卵膜軟化症の対処方法についてはすでに普及されている。


図表1 230015-1.pdf
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