アユの冷水病を予防する実用的なワクチンの開発

タイトル アユの冷水病を予防する実用的なワクチンの開発
担当機関 独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所玉城分室
研究期間 1990~1990
研究担当者 プラウアニマルヘルス)
井上喜久治(シェリング
永井崇裕
乙竹充
吉浦康寿(水産総合研究センター)
原日出夫
佐野聡哉
松山知正
菅原和宏(滋賀県)
相川英明(神奈川県)
中易千早
飯田悦左(広島県)
発行年度 2008
背景・ねらい
アユの冷水病は、内水面漁業で最も深刻な問題の一つである。冷水病克服のために、本研究では、冷水病ワクチンの製造方法を開発すると共に、ワクチンの有効性、魚に対する安全性等を解明し、その結果に基づき実用的なワクチンの作製方法と使用方法を提案することを目的とした。
成果の内容・特徴 1.神奈川県、滋賀県、広島県、シェリングプラウ・アニマルヘルスとの共同で研究を進めた。
2.各種冷水病菌の性状を比較して、ワクチン製造用株を強毒株PH-0424に決定した(図1)。
3.新培地(1/2CGY)を使用した、凍結乾燥浸漬ワクチン(FDワクチン)の製造方法を決定した。
4.人工アユ種苗にも湖産アユ種苗にも使用できる投与方法(浸漬法)を決定した(図2)。
5.FDワクチンは、投与時水温が15~25℃の範囲で有効であり、少なくとも製造後1年間はその有効性が維持された(図3)。
成果の活用面・留意点
1.本成果を受けて、製造・販売承認申請に向けた冷水病ワクチンの研究は、共同研究機関である製薬メーカーが主導する試験に移行した。
2.研究過程で開発された冷水病菌の遺伝子型の判別法(図4)は、「アユ冷水病防疫に関する指針(平成20年3月改訂版)」に反映された。

図表1 230136-1.png
図表2 230136-2.png
図表3 230136-3.png
図表4 230136-4.png
カテゴリ 乾燥

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