タイトル | オルマルハナバチによるリンドウ花弁の被害とモニタリング用トラップの開発 |
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担当機関 | 福島県農業試験場 |
研究期間 | 1992~1992 |
発行年度 | 1992 |
要約 | リンドウの花弁基部に小孔をあけるのは、オオマルハナバチであることが判明した。オオマルハナバチのモニタリング用トラップとして、geraniol、anetholeおよびeugenolは有効な誘引剤である。また、捕獲数が多かったのは白色のトラップであった。 |
背景・ねらい | 福島県のリンドウ栽培地帯では、リンドウの花卉基部を食害される被害が以前から 問題になっていたが、原因があきらかではなかった。そこで、加害種を明らかに するとともに、防除法を開発するために必要となる加害種のモニタリング方法を 開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 加害種が明らかになり、防除法開発の試験を実施できる。また、モニタリング用トラップを 開発したので、発生消長などの調査を容易に行える。誘引剤は、コガネムシ類の 予察用製剤として市販されているコガネコールCを、トラップは白色水盤とラップを 用いるとよい。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 防除 マルハナバチ ミツバチ モニタリング りんどう |