タイトル | 農業用無人ヘリコプター利用による水稲病害防除法特徴と防除効果 |
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担当機関 | 岩手県立農業試験場 |
研究期間 | 1989~1992 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1992 |
要約 | 農業用無人ヘリコプターを利用した薬剤防除法は、作業性や経費の点で有人ヘリコプターより劣るものの、地上防除より能率的であり、作業精度も高く、いもち病や紋枯病に対して、地上防除と同等の効果が期待できる。 |
背景・ねらい | 作業の効率化や低コストのために有人ヘリコプターを利用した薬剤散布技術が既に 普及しているが、散布作業の実面積が少なかったり、散布区域に接近しても他作物の 栽培や障害物などがあるために、有人ヘリコプターの利用が不適当な地区も少なくない。 このような地区を対象に新しい空中散布技術として、農業用無人ヘリコプター利用に よる薬剤防除法が開発され、実用化されるようになった。また、大区画圃場が 整備されるに伴い、無人ヘリの利用が計画されるようになってきた。 そこで、無人ヘリによる防除の技術的特性や防除効果を検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 「無人ヘリコプター利用法技術指導指針」(平成3年4月22日付け3農蚕第1974号 農林水産省農蚕園芸局長通達)を遵守する。また、機体が高価格であるため、 年間稼動延面積が少ないと散布経費が高くなるので、計画的な導入が必要である。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 いもち病 水稲 低コスト 防除 薬剤 |