タイトル | 雑草からのイネ苗立枯細菌病菌の分離と保菌コウヤワラビの分布 |
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担当機関 | 山形県立農業試験場 |
研究期間 | 1990~1992 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1992 |
要約 | 水田畦畔、農道および排水路周辺に生息する雑草からイネ苗立枯細菌病の病原細菌を分離したところ、コウヤワラビなど4種からPseudomonas plantariiが分離された。コウヤワラビでは明らかな病徴を示し、また病原細菌を保菌したコウヤワラビの山形県内での分布は、本病の多発性地帯である最上町で確認された。 |
背景・ねらい | イネ苗立枯細菌病の伝染環をあきらかにするため、水田ほ場周辺に生息する雑草の 中に本病の伝染源となりうるものが存在しないか検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | イネ以外にもP.plantarii保菌植物の存在が明かになったことは、今後の伝染環を 解明する研究に広く活用できる。なお。コウヤワラビ葉の褐変がすべてP.plantariiによるものではないので、分離にあたっては注意が必要である。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 いちご キツネノボタン 雑草 水田 わらび |