タイトル | 受精卵移植による和子牛借り腹生産のコスト |
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担当機関 | 東北農業試験場 |
研究期間 | 1991~1992 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1992 |
要約 | 酪農経営が受精卵移植によって和子牛(黒毛和種の肥育素牛)を借り腹生産するコストは、ドナーの借上料、1回当りの採卵個数、受胎率によって大きく左右されるが、岩手県下の現状では約23~35万と試算され、酪農経営にとっては、価格低迷が続くヌレ子を生産するよりも1頭当たり約7~19万円の所得増になる。 |
背景・ねらい | 酪農経営においては、牛肉輸入自由化にともなうヌレ子価格の低迷に対応するため、 受精卵移植によって付加価値の高い和子牛を借り腹生産するケースが増えてきたが、 受精卵を提供する和牛(ドナー)の借上料や受精卵の採卵・移植料金の設定については、 各地域で試行錯誤の状況が続いている。そこで、その経済性についての情報として、 酪農経営における和子牛借り腹生産のコストと所得変化について試算した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 事業として受精卵移植を行う場合の料金設定、肉牛農家からドナーを借り上げる際の 料金水準等を協議する上で検討素材となるが、ドナー借上料、採卵個数、受胎率の 設定にあたっては、ドナーの品種・系統、技術水準についての慎重な考慮が 必要である。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 経営管理 コスト 受精卵移植 低コスト 肉牛 乳牛 繁殖性改善 品種 |