タイトル | 水田の自動水管理装置 |
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担当機関 | 東北農業試験場 |
研究期間 | 1992~1992 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1992 |
要約 | 自動水管理装置は水稲の生育状況と気象の推移に基づいて最適水深を予報し、それに基づいて水管理を行ったり、通常の水管理を行う目的で開発した。低温時の深水管理ができることから、特に冷害の発生し易い地帯での利用がより効果的である。水田の水深を常時監視する機能を有しているので、水管理の労力の削減ができる。 |
背景・ねらい | 水稲の生育状況と気象の推移に基づいた毎日の水管理は管理者によって大きな 負担となる。特に気象変動の激しい年の水管理や標高の高い水田の水管理は 技術的にも困難さを伴う。この思考・行動パターンをコンピュータと機械に 代替させられるエキスパートな水管理装置の開発が目標である。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 冷害の発生し易い水田や標高の高い水田の水管理や大型水田の水管理等に活用 できる。留意点としては潅漑水温や葉面積指数等の測定値があれば、さらに 予報精度が向上する。現在、エキスパートシステムに構築されている 作物生育・水管理情報は東北六県と茨城県である。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 遠隔操作 水田 水稲 凍害 水管理 |