| タイトル | イネの出穂開花期耐冷性の生態特性 |
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| 担当機関 | 東北農業試験場 |
| 研究期間 | 1991~1992 |
| 研究担当者 | |
| 発行年度 | 1992 |
| 要約 | イネの出穂開花期耐冷性には寡照下の低温開花性と雄蕊の充実度及び葯の裂開機能の永続性が関与する。葯の開裂機能の維持期間は耐冷期間と関係があり、耐冷期間は雌蕊上の発芽花粉数が40個以上確保されている日数とほぼ一致する。 |
| 背景・ねらい | 東北地域において、出穂開花期冷害が昭和51年、55年度、平成2年に発生し、 作況指数が大きく低下した。この冷害発生には平均気温と寡照及びその作用期間 などが関与していることから、このような冷害発生の気象条件下で、イネの 出穂開花耐冷性の生態特性を解明する。 |
| 成果の内容・特徴 |
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| 成果の活用面・留意点 | これらの成果は冷害発生のメカニズムの解明や障害程度の推定に活用できる。 但し、本実験は人工気象室で出穂から温度と日射に処理を加える方法を 採用しているために、自然条件下で生育したイネと生理現象の異なる可能性 のあることに留意する。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| カテゴリ | 受粉 凍害 品種 |