タイトル | かんがい水の養分実態とケイ酸質肥料の施用効果 |
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担当機関 | 岩手県立農業試験場 |
研究期間 | 1979~1993 |
発行年度 | 1993 |
要約 | かんがい水中の養分は石灰・ケイ酸が減少、加里・CODが増加傾向にある。また、水系別にみると窒素濃度の増加している水系があり、農業用水基準を超えている場所も多い。また、ケイ酸濃度の極端に少ない水系が認められた。一方、かんがい水のケイ酸濃度によっていもち病の発生程度が異なり、ケイ酸濃度の低い圃場ではケイ酸質肥料の基肥施用による発生軽減効果が大きい。 |
背景・ねらい | かんがい水はダムの利用や用排水路の整備等によりその特徴が変化しつつある。 このため、土壌環境基礎調査によるかんがい水の養分実態をまとめ、その年次変動 及び水系別の特徴を明らかにした。また、いもち病の発生軽減対策とケイ酸の関係に ついて従来の土壌・施肥の他にかんがい水も含めて検討した。 |
成果の内容・特徴 |
表2 主要水系の養分含有量 図1 場所別いもち病発生程度 図2 ケイ酸質肥料によるいもち病発生軽減効果 |
成果の活用面・留意点 | 土壌・水のケイ酸肥沃度によらずいもち病の農薬防除は適性に行う。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 病害虫 いもち病 施肥 土壌環境 土壌診断 農薬 防除 |