タイトル | 家畜寄生性ハエ類の生物的防除のための競合種の選定基準 |
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担当機関 | 東北農業試験場 |
研究期間 | 1993~1994 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1993 |
要約 | ノイエバエやノサシバエ等の食糞性家畜害虫に対する防除法として、競合現象を利用した生物的防除が有望な手法であることを明らかにした。また、導入および放飼すべき有力競合種の発育生態を提示した。 |
背景・ねらい | 牛糞が多量に排出される放牧地では、ノイエバエやノサシバエ等の食糞性ハエ類が大 きな個体群を形成し放牧牛を加害する。これらの防除は、労力、経済性、環境汚染の面 から化学的防除法だけに頼ることができない。食糞性ハエ類にとって、幼虫の生息場所 である牛糞塊が、一つの閉鎖生態系となっている点に注目し、糞塊内で起こっている 種内・種間での競合現象を利用した防除法の可能性を明らかにし、同時に 有力競合種導入のための、発育生態の解明を試みた。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 競合種を放飼するには、その地域に分布していない種を導入しなければならない。 また、当然ではあるが、害虫とならない種でなければならない。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 育種 害虫 生物的防除 防除 |